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高音二胡『龍頭』:黒檀

高音二胡『龍頭』:黒檀

高音二胡『龍頭』:黒檀

高音二胡『龍頭』:黒檀

高音二胡『龍頭』:黒檀

高音二胡『龍頭』:黒檀

高音二胡『龍頭』:黒檀

コメント

今の師匠(賈 鵬芳)のところに移って、
初めて購入した『龍・家族』(と勝手に呼んでます)のうちの一本。
『龍頭』の四本目です。

黒檀・紫檀・二泉の二胡と同じく『龍・家族』。
ちょっと幼い感じのする顔からして末っ子ってところでしょうか?(笑)

材料は見ていただいても判るように、かなり質の良い黒檀を使用しています。

高音二胡 つまり『 高 胡 』は主に南の地方でよく使われる二胡です。 
他の二胡とはちょっと形の違う胴を持っています。
ラッパ型の様な形をしたこの胴体の、前と後ろに半分くらいに
木の【蓋】がかぶせてあります。
もともと『高胡』は足の間(膝と膝)に挟んで演奏される楽器でした。
この【蓋】は、二胡の奏者も演奏できるようにと、改良されたものです。
つまり【蓋】が足の代わりに挟んでくれているのです。
二胡のチューニングが【 D4 - A4 】なのに対して、こちらは【 G4 - D5 】になっています。
僕は、『 瑶 族 舞 曲 』という曲を演奏するときに良く使用します。
音色だけ聞くと、この『高胡』のほうが、中国的な気がします。
甲高く響き渡る、その澄んだ音からは、まるで笛のようにも聞こえます。


普通音が高くなると、耳障りな感じを受けますが、
この楽器はとても甘く優しい音色なので、うるさく感じることはありません。
ライブなどで、違った雰囲気を作り出すときに良く使用します。

うちの師匠も手放したがらなかった(?)この『高胡』は
もちろん僕のメイン楽器です。

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